我が家は里帰り出産をせず、基本は夫婦二人で子育てを行い、必要な時に実母・義母に助けに来てもらう形をとりました。
このとき問題になるのが、何を頼むのかと、お礼問題。
今回我が家は、この産後のサポートをパート化したのですが、見事に上記の問題解決ができました。
子育てや家事を手伝ってもらったお礼に迷っているパパママ世代も、孫育てに疲れたおじいちゃんおばあちゃん世代も、参考にしてみてください。
我が家の産後のおばあちゃんヘルプの運用方法
我が家では、できるだけ夫婦で新生児期から赤ちゃんのお世話をしたいということで、里帰り出産にはせず、自宅近くの産院で出産をしました。
でも、夫が産直後にどうしても休めない泊り仕事が度々あったので、実母と義母に自宅に来てもらって家事や育児を助けてほしいと思っていました。
そこで、産前から夫と実母・義母と相談をして、産後にヘルプを頼む手順を以下のように取り決めました。
- 事前にヘルプを頼む日時と依頼事項を実母・義母にグループラインにて連絡し、シフトを調整する
- ヘルプに来てもらう場合は、事前に取り決めた一定金額を毎回お支払する
(金額はシッター代や家事代行業者より安く設定)
意図的にパートのようなシステムにして、実母・義母にもパート感覚で来てほしいとお願いしていました。
我が家の場合は、ヘルプを頼んでない日に実母・義母に遊びに来てもらうこともありました。
その時は孫と遊んでもらうことに注力し、こちらもおもてなしをする精神で接することで、メリハリをつけていました。
おばあちゃんヘルプをパート化するメリット
ヘルプをパート化することでパパママが得られるメリットは以下の5点あります。
気兼ねしない
親になった以上、自分たちのルールで子育てをしたいですよね?
また、特に義理のお母さんが来るときは、部屋の掃除やお茶出し、世間話へのお付き合いなどお客さん対応しなくてはいけないのか?とも悩み、気を遣います。
でも、仕事としてヘルプをお願いしている以上、こちらのルールに従ってもらうことやお客様対応をしないことは当たり前になります。
そして、自分は子どもと一緒にお昼寝してても、外出しても、文句を言われる筋合いがありません。
事前に明確にやってほしいことを指示をすることは必要ですが、仕事としてお願いする以上、嫌なことは嫌と言えて、してほしいことだけやってもらえます。
ヘルプに来てもらってママが気疲れしては意味がないので、気兼ねしない環境が作れることは大きなメリットです!
遠慮なく明確に意思を伝えられる環境ができることが、パート化の一番のメリットですね。
孫育て以外のことでも、なんでも頼める
産後のママは子育てに忙しく、家事も疎かになりがちです。
パート化をすることで、気兼ねなく家事を依頼することができ、買い物や料理(作り置き)や掃除などをやってもらえます。
家事がたまると心理的にストレスが溜まってしまうので、生活を整えてもらえるのは大変助かります。
時間も自由に頼める
事前に勤務時間に納得した上でシフトに入ってもらっているので、朝早くや夜遅くなどにも当日の恨み言なく対応してもらえるのが助かります。
特に友人の結婚式や飲み会などは、親世代からしたら「母親になったのだから少し我慢しなさい」と言われかねないですが…リフレッシュのために行きたいですよね?
お金を払ってヘルプを依頼している以上、外出理由に文句を言われる筋合いがないところもよかったです。
パート募集を平等にすることで、両家の関係も良好になる
今回私は、実母・義母・私の3人のグループラインを作り、シフト募集を行いました。
義母と実母はそれぞれ行けるタイミングの連絡を申告してくれるので、そこから平等にシフトを振ることで、両家にわだかまりが残らず良好な関係が築けています。
お礼の品を考えたり買いに行く手間がかからない
一定額を現金でお礼として渡すことが決まっているので、毎回お礼や手土産を考えて用意する手間がないことも、便利でした。
味気ない気もしますが、現金精算ならおばあちゃん側からしても好きなものが買えるのでよしとしましょう。
(結局渡したお金が孫のために使われることもあり、みんなにとってハッピーでした。)
まとめ
我が家の場合、両家とも電車を使って1時間半くらいの近い距離に住んでいたこともあり、ヘルプのパート化がうまく働きました。
おばあちゃん側のメリットとしても、孫に会える機会が増える、報酬が請求できるなど、あるはずです。(でも、娘/嫁にこき使われても文句が言えないというデメリットもあります笑)
事前にパートナーや両家ともしっかり相談しておく必要がありますが、この方式がよいと感じていただいた場合はぜひ導入をご検討ください。
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