【写真あり】卒花ヘアードネーション体験記~結婚式用に伸ばした髪の毛で社会貢献~

プライベート

結婚式を終えた卒花の皆様、お疲れさまでした。

もちろんそうではない方も含めて、きれいに長く伸ばした髪の毛をばっさり切りたいとお考えの方が多いと思いますが…少し待ってください!

あなたのその長い髪の毛を使って、幸せのおすそ分けをしませんか?

今回はヘアードネーションの基礎から実際の手順・仕上がりをお話しすることで、ヘアードネーションを多くの人に知ってもらいたく、体験談を投稿しようと思います。

ヘアードネーションとは

ヘアードネーションは、小児がんなどの病気や事故等により髪を失った子供たちに、ウィッグ(かつら)を無償で提供する活動のことです。

人毛は高価なため、ウィッグの材料である髪の毛は寄付を受け付けており、私たちはこの髪の毛の提供をする段階でヘアードネーション活動に参加できます。

ヘアードネーションを結婚式後の皆様にお願いする理由

寄付できる髪の毛にはいくつかの条件がありますが、一番難しいものは「31cm以上の長さがあること」という条件です。

正直日常生活でこれだけの長さまで髪を伸ばし続けることは億劫かと思いますが、結婚式という目的があった皆様は十分な長さが取れる方が多いのではないでしょうか?

過度のダメージがなければカラーやパーマをしていても寄付可能なので、結婚式に向けてヘアケアを頑張ってきた皆様の髪の毛ならきっと大丈夫かと思います。(寄付条件はドネーション団体によって異なるため、ご確認ください)

ヘアードネーションを意識せずとも寄付に適した環境にあるのは、挙式後の花嫁さんだけだと思っています。

詳しくは後述の『ヘアードネーション体験記』で説明しますが、ヘアードネーションにかかる手間も多くはなく、費用も髪の毛の送料だけです!

どうせ不要な髪の毛で、社会貢献できるなんて素敵なことではありませんか?

以上が、私が卒花さんにヘアードネーションをお願いしたい理由となります。

ヘアードネーション体験記

①ヘアードネーション団体のホームページで、寄付要件を確認する

ヘアドネーション活動をしている法人・団体はいくつかあります。

ホームページで条件に合う団体を探し、寄付条件・寄付方法を確認します。

正直私はこだわりがなかったので、一番最初に目に留まったという理由でJapan Hair Donation & Charity(JHD&C・ジャーダック)に決めました。

②ヘアードネーション用カットができる美容院を探し、カットしてもらう

ヘアードネーション用カットができる美容院を探し、予約します。

JHD&Cサイト内の賛同サロン検索システムで検索することも可能ですが、普通の検索エンジンで『地名+ヘアードネーション』で検索することも可能です。

また、通い慣れた美容院でヘアードネーション用のカットができない場合は、自宅でドネーション用の髪の毛だけセルフカットをしてから美容院に行く、という手段も取れます。

今回カットをお願いしたサロンでは、一束だけ自分でカットさせてもらうことができました!

美容師さんのハサミを借りてもきれいにセルフカットすることは難しかったので、正直自宅でのセルフカットはあまりお勧めできません…

今回私は40cm弱くらいのドネーション用ヘアを取ってもらい、そこから形を整えてもらうようにカットしてもらったので、トータル45cmくらいカットしました。

腰(くびれ)くらいの髪の毛が、肩につくくらい(ぎりぎり一つ結びができるくらい)になりました。

≪Before≫

ヘアードネーション前の写真

≪After≫

ヘアードネーション後の写真

ブログ掲載用に撮ったわけではないため写真が分かりにくく恐縮です…

③ヘアードネーション団体に髪の毛を送付する

JHD&Cの場合は、髪の毛の状態を申告するドネーションカードを記載します。

カットしてもらった髪の毛が寄付条件を満たしているか確認し、ドネーションカードと一緒に寄付先に郵送します。

JHD&Cは髪の毛が無事に届いたかを問い合わせるすることができないので、追跡機能のある送付方法(日本郵便のレターパックやヤマト運輸などの宅配サービス)で送ると安心できるかと思います。

まとめ

ヘアードネーションを初めて知った方にも、制度の概要と具体的な方法を理解いただけたかと思います。

卒花さんほどヘアードネーションチャンスに恵まれた方はいないと思うので、皆様も病気の子供たちに幸せをおすそ分けしてあげませんか?

私はヘアードネーション団体とは何も関係のない一般市民ですが、このブログを介して一人でもヘアードネーションに興味を持って、実際に寄付をしてくれると嬉しいです。

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