【初めての保活】保育園見学で確認すべきポイント(チェックリスト)

子育て

初めての保育園見学って、実際に何を見ればいいのかわからないですよね?

本日は私が保活で実際に使用したチェックリストをもとに、様々な情報源から厳選した保育園見学での確認項目を共有したいと思います。

合わせて保育園見学に必要な情報を網羅的にまとめましたので、情報収集の時間が取れない忙しいあなたも、このブログを読めば保育園見学に行けるようになりますよ。

※本ブログは、全て認可保育所を対象にした保活の話となりますので、ご了承ください。

なお、そもそも保活をどのように進めていけばいいのかわからないという方は、こちらも併せてご確認ください。
妊娠中からの保活のすすめ~はじめての保活体験記~

保育園見学前の事前準備

実際の保育園見学に行く前に、2つの準備を必ずしておいてください。

見学に行きたい保育園への見学予約

保育園に直接電話で予約を取ります。これが地味にめんどくさい…

保育園に電話する時間は平日の【10:00~11:00】または【13:00~15:00】がよいとされています。(私は午後の枠で電話をかけまくりました)

予約電話をする前には、スケジュール帳を横に置いて、ご自身の予定を確認できるようにしておきましょう。

保育園見学の開催様式は以下の2つがあります。

  • 保育園として見学会の日程が決まっている(=見学時は他の見学者がいる)
  • いつでも見学を受け付けている(=見学時はマンツーマン対応)

後者の場合はこちらから希望の日程を伝えられるのですが、前者の場合は保育園側が提示してくる日程から見学可能日を選ぶしかありません。

たまたまかもしれませんが前者は公立の保育園に多かったように思うので、迷ったら公立→私立の順に予約の電話をかけていくことをおすすめします。

電話口で保育園見学に行きたい旨を伝えれば、どの園も丁寧に対応してくれる(園からの質問に答えればいいだけ)なので、電話が苦手な方も心配せず大丈夫です。

見学時の注意点や持ち物は園側から教えてくれますが、もしパートナーや親(子供から見たら祖父祖母)なども見学に同行する希望がある場合はこちらから確認をするようにしましょう。

保育園に対して求めるものをパートナーと確認する

保育園見学にパートナーと一緒に行けるのであれば不要ですが、多くのご家庭は片方が見学に行き、後でパートナーに調査結果を共有すると思います。

その場合、保育園見学時に相手が気になる点をきちんと把握&確認しておかないと、せっかく苦労して行った保育園見学も不十分な結果になってしまいます。
(後日電話で確認すればいいだけではありますが、めんどくさい笑)

ぜひ以下のポイントの項目とともに、保育に関する価値観を事前に話し合っておくことをおすすめします。

我が家の場合、夫は「身体を思いっきり動かせてのびのび遊べる環境」を重視していたため、保育園見学では園庭の有無や広さ・夏のプールや水遊びの可否・教室やホールの大きさ・家には置けない大型遊具などを注意深く確認するようにしていました。

保育園見学で確認すべきポイント

私は以下のポイントを保育園で確認するため、A3のノートにチェックリスト(表)を作って、見学時に手書きで情報を埋めていきました。

でも手書きでメモを取る作業は妊娠中だったからできたことだと思うので、赤ちゃん連れの場合はスマートフォンのメモやエクセルアプリなどに記録をつけていく方が楽かもしれません。

あとは、結構チェックリストが細かくなって保育園間での比較が難しくなってしまったので、見学後に項目ごとに10点満点で点数をつけることで可視化ました。

この点数化のおかげで、保育園の希望順をつけることが楽になりました。

保育園情報

  • 保育園名
  • 家からの距離と所要時間(グーグルマップで調べた)
  • 登園手段(自転車置き場・ベビーカー置きの有無と保育中も置いておけるか、だっこ紐の保管場所)
  • 入園空き数と、昨年入園児の最低点…☆

こちらは保育園の基本情報なので、見学前に埋められるものは埋めておきましょう。

☆の項目は、わが子がその保育園に入れる可能性を探るためのものになります。

入園空き数は、4月入園の0歳クラスなら保育定員の数をそのまま使用できますが、それ以外の場合は持ち上がりの園児を考慮した計算が必要です。

例:来年1歳クラスに入園予定の場合
  「1歳クラスの保育定員」-「現在の0歳クラスに在籍している園児数」

認可保育園の保活では、自治体から家庭の状況に合わせた点数が与えられ、その点に応じて入園可否が決まります。

過去の入園児の最低点を自治体が公開している場合がありますし、非公開の場合でも保育園側が情報を持っている場合もありますので、確認をしてみましょう。

ただ、☆の項目から見た入園可能性は、現在・過去のデータからの推計の域を出ません。
未来のあなたの保活時点では大きく傾向が変わる可能性もあるので、過度に恐れたり油断をしたりはしないようにしましょう。

保育園設備

  • 清潔感・衛生管理(教室だけでなく、廊下や大人の作業スペース、水回り(トイレ・水道・シャワー室)含む)
  • 明るさ
  • 風通し
  • 教室の広さ
  • 安全対策(角がある家具の防具・ドアのロックや指はさみ防止・高いところに落下すると危険なものはないか・災害時の避難経路など)
  • 防犯対策(保育園の施錠状況・登降園管理・送迎制限があるかなど)
  • 外遊び(園庭有無・お散歩頻度とコース・水遊び可否など)
  • おもちゃや絵本(量・衛生管理方法・片づけを自分でできる環境かなど)

上記1つ1つ確認していき、メモをしていきました。

ただ、認可保育園の場合は教室の明るさや広さなどは自治体の基準を突破しているので、項目は不要だったと思います。
(なにか気になることがある場合のみメモを取る程度にしていました)

給食

  • 給食室の有無
  • アレルギー対策
  • 離乳食の進め方
  • 母乳持ち込みの可否・ミルクのメーカー

わが子の食事状況については全く想像がつかなかったので、かなり詳しく確認しました。

でも、食事について詳しく確認することは、その保育園全体の安全管理感覚や柔軟性を測ることに繋がったので、よかったです。

残念ながら、食事に関連する事件や事故も多いですしね。

実際の食事プレートや献立表を見せてくれる園もあり、参考になりました。

保育制度・ルール・持参物

  • 延長(月極、スポット)、土曜保育の可否や申請方法
  • オムツ関係(サブすくの有無、使用済みオムツの持ち帰り有無)
  • 家庭で用意が必要な物品(手作り品の有無含む)
  • 服装
  • 年間行事(子供のみ・平日/休日に親の参加が必要なもの)と父母会(PTAのような団体)の有無・頻度
  • 連絡帳(電子か紙か)
  • 発熱対応
  • 服薬対応

保育園入園にあたって準備が必要な物品と、保育園と仕事の両立にあたって必要な事項を確認をしました。

「こんなはずじゃなかった!」を避けるために、いろいろなパターンを想定して確認をしましょう。

保育園指定の物品の購入が必要な場合、追加費用も確認しておきましょう。

保育

  • 見学時の保育士の対応(子供との接し方・言葉遣い・表情・フレンドリーさなど)
  • 在籍園児の様子
  • 常勤看護師の有無、常勤保育士の数(非常勤が多すぎないか)
  • お昼寝時のSIDS対応 ※SIDS=乳幼児突然死症候群
  • 子供同士のトラブル対応
  • 特殊教育(ひらがな、英語、リトミックなど小学校教育がスムーズに始められるようなフォローがあるか)

これらの対応に疑問を感じる保育園には、預けたいと思わないと思います。

感覚的な部分も大きいと思いますが、最低限上記項目を言語化してメモをしておきましょう。

その他

自由記述の欄も作っておき、なんでもメモできるようにしました。

最長6年間通う保育園選びには、フィーリングも大事にしていいと思います。

チェックリストに反映されない感想も記録することで、保育園の順位付けの参考になりました。

我が家の希望保育園の希望順位付け方法

我が家は第9希望まで希望園を提出できる状況だったので、家から近い保育園を10か所回りました。(うち3か所は夫も同行)

全ての保育園見学を終えた時点で、夫と改めてチェックリストを確認しました。

が、今回見学した認可保育園は一定以上の基準を満たしており、全ての保育園ごとに一長一短な部分があることがわかりました。

話し合った結果、結局親が仕事と両立できるように自宅からの距離を重視した希望順位付けになりました笑

0歳のうちは自転車に乗せられないですし、通園時間は少しでも短い方が生活が楽になりますもんね。

現在、運よく第一希望の保育園に入園できています。

園庭もあり、お友達も多くて、家から近い保育園に入れて満足していますが、逆に教育的な部分は諦めたので家庭で頑張ろうと思います。

あれもこれも完璧な保育園は存在しないので、各家庭の方針に合ったベターな選択ができることを応援しています!

おわりに

以上が我が家の保育園見学体験記を通した、選択基準と見学時のポイントでした。

私は様々な保育園への見学を通して、初めてわが子の教育方針を考えさせられたので、とても楽しかったです!

なお、保育園見学にはお礼状を出した方が有利に働くとのうわさもありますが、選考を自治体が行う認可保育園の場合は全く関係ないです。
(お礼状を出すことを止める意図はありませんが、我が家は1通も出していません)

この記事と過去記事を参考に、皆様もポイントを押さえた効率的な保活ができるよう、祈っております!

保活全体の進め方についてまとめた記事はこちら

妊娠中からの保活のすすめ~はじめての保活体験記~

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