里帰り出産の帰りやおじいちゃんおばあちゃんに会いに行くとき、旅行など、0歳の赤ちゃんを乗せて電車やバスに乗る機会って意外と多いです。
でも初めて赤ちゃんを電車や新幹線に乗せるときって、親もとても緊張しますよね?
今日は私が、0歳3か月で電車に、0歳6か月で新幹線に、それぞれ乗せた時にした対策や注意したことをまとめたいと思います。
新幹線は夫が一緒でしたが、電車デビューはワンオペだったので、保護者の人数に関わらず役立つ内容にしました。
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初めての電車・新幹線 共通編
まずは初めて電車・新幹線に乗るときに共通の事項をまとめましたが、こちらは公共交通機関の移動全てに応用できる内容です。
1. あらかじめ予告しておく
我が家は3か月の段階で帰省することがあらかじめ決まっていたので、お散歩コースに踏切を組み込み、事前に電車を見せておきました。
また、子供が電車を見た前後には「今度〇ちゃんもあれ(電車)に乗って、おばあちゃんの家にいくんだよ」と教え込んでいました。
その甲斐あってか、実際に駅のホームで電車を見ても、電車に乗ってガタンゴトンと音が鳴っても、動じませんでした。
できるだけ赤ちゃんにとっての’はじめて’を減らしてあげることは、興奮を抑える効果があると思っています。
0歳の赤ちゃんがどれくらい親の言葉を理解しているかは疑問ですが、月齢が上がる程有効な手段なので、お試しください。
ベビーカーで踏切を渡ることは、時間内に渡り切れない・車輪が引っかかるなど思わぬトラブルがあるかもしれません。
電車を見ることが目的なので、あえて踏切を渡る必要はないですし、線路沿いを歩くだけで十分です!
2. 時間に余裕をもつ
赤ちゃん連れの外出は、予想外のところで時間を取られてしまいます。
親が焦ると事故につながる可能性もありますし、赤ちゃんにも焦りが伝わると静かにしてほしい場面でぐずってしまう可能性が高まります。
時間の余裕は心の余裕に直結するので、ハプニングも笑って対応できるようなタイムマネジメントをしておきましょう。
3. 混雑していない、お昼寝の時間に移動する
電車(在来線)の場合、朝と夕方の通勤ラッシュ時刻は大人一人乗車するのでも苦労します。
この時間に赤ちゃんや大荷物を持って乗車することは無謀です。(まず電車に乗れないですし、周りの目も痛いですし、赤ちゃんも絶対ぐずります)
できれば平日のお昼の電車が一番空いてる時間に、可能な範囲でお昼寝の時間に合わせるようにすれば、一番楽に移動ができます。
4. 電車に乗る前に、おむつ替えと授乳を済ませておく
できるだけ赤ちゃんがぐずる原因を排除しておくことが重要です。
特に授乳を完了しておけば、満腹で寝てくれる可能性があるので、一石二鳥です。
駅または駅周辺の施設での授乳室やおむつ替え台の検索は【ママパパマップ】というアプリがおすすめです。
ママパパマップについてはこちらの記事で紹介しています。
【新米ママ必見】産後の子育てに絶対役立つ無料アプリ3選
5. 駅のエレベーターの場所を確認する
ベビーカーを持っていると、エレベーターでしか移動ができなくなります。
余裕をもったスケジューリングをしたとしても、無駄に構内を歩くことは避けたいので、乗降駅や乗り換え駅でのエレベーターの場所は把握しておくと便利です。
6. 周囲への配慮を大事にする
電車で子供がぐずることを心配している方も多いとは思いますが、私の経験上子供がぐずっても、周囲の皆様もある程度寛大に見守ってくれます。
ただそれは、「親がちゃんと監督している」場合に限ります。(あと、通勤ラッシュのぴりついた時間ではない、ということも大事な要素です)
子供が大声を出したりぐずったりしたら早めに対応することはもちろん、周りへ一言すみませんと言っておいた方が不要なトラブルは避けられるでしょう。
また、本格的に泣き出してしまったら途中下車しましょう。
どこまで周囲に気を遣う必要があるかということは議論の余地がありますが、処世術としては心得ておいて悪くないと思います。
初めての電車編
7. 車いすスペースを活用する
電車には「車椅子スペース」という、車いすやベビーカーをそのまま置けるようなフリースペースが用意されています。
たいていは優先席があった場所から座席を取り払うことでスペースを作ってあり、1車両に2か所は設置されています。(山手線の場合は各号車に1か所あります!)
車いすスペースならベビーカーをたたまずにそのまま乗車していてもほかの乗客の邪魔にならないので、事前に車いすスペースを調べておくことがおすすめです。
8. 乗車中はベビーカーのブレーキをかける
電車は急停車や大きな揺れなど予想外の動きをする場合があるので、事故防止のために必ずベビーカーをロックしましょう。
また、水はけのために駅のホームも勾配がついているので、停車する際にはブレーキをかけるようにしましょう。
初めての新幹線編
9. 号車の一番前or一番後ろの席を予約しておく
赤ちゃん連れで新幹線に乗る場合は、座席の確保がマストです。(自由席の座席の取り合いに参戦する身軽さはない上に、狭いデッキでずっと立っていることは難しい)
その際は、出入りのしやすい各号車の一番前または一番後ろの座席がおすすめです。
一番前の座席は座席前の空間に少し余裕があるので、畳んだベビーカーがぎりぎり入ります。
我が家は両親の2席のスペースで、ベビーカーと大荷物と動き回る赤ちゃんをなんとかやりくりしました。
ただ、ワンオペで1名分の座席しかとらない場合はベビーカーを置くと足元の余裕がなくなってしまい、子供を膝に乗せることができなくなります。
ベビーカーの持ち歩きを諦めるか、子供分の座席を確保するか(計2席の予約)、ベビーカーを置く場所の手配をする必要があります。
一番後ろの座席は特大荷物スペース付き座席になっていて後ろのスペースにベビーカーを入れられます。
後ろの座席は予約が取れなくて使用したことがないのですが、各号車の一番後ろの座席の方がスペースが広く使えて便利そうなので、次回は早めに予約をして体験してみたいと思います!
授乳が必要なら、乗務員に声をかけた上で多目的室が使用できるそうなので、多目的室に近い車両を予約することもいいと思います。
でも多目的室の空き状況や、乗務員が見つからないなどのトラブルに備え、液体ミルクや授乳ケープなどでも対応できるようにした方がいいでしょう。
番外編:持ち物アドバイス
荷物を極力減らしたい気持ちはわかりますが、以下の荷物は必ず持っておくことをおすすめします。
また、おむつなども含めて移動中に使う可能性があるグッズはすぐ取り出せる場所にまとめて持っておくようにしましょう。
液体ミルク
駅構内で、授乳室を探すことは大変です。(おむつ替え台は多機能トイレ(バリアフリートイレ)に設置されているんですが…)
赤ちゃんが空腹でぐずってしまったときに便利なのが、液体ミルク。
駅のホームのベンチでもさっと授乳ができたことが、本当に助かりました。
駅で授乳ケープを使った授乳はできないですし、粉ミルクは溶かすためのお湯を持ち運ばなくてはいけない上に作るのに手間と時間がかかります。
いつもはコスパ重視で母乳または粉ミルクを与えている私ですが、電車移動の時は災害用の液体ミルクをローリングストックと称して使用しています。
缶に乳首を直接装着できるタイプのものがおすすめです。
音の出ないおもちゃ
音が出なくて、子供が夢中になっているおもちゃがあれば、持っていきましょう。
非日常の中で動揺しても、いつものおもちゃがあれば冷静になってくれることもあります。
外出先でおもちゃを落としてしまう可能性があるので、おもちゃストラップは忘れずに。
だっこ紐
ベビーカー移動の皆様も、だっこ紐は絶対に必要です。
子供がぐずってしまったらだっこをする必要がありますが、だっこが長時間に及ぶ場合もありますし、だっこをしたまま大荷物を持って移動が必要なタイミングもあります。
だっこ紐は荷物になりますが、電車移動の命綱だと思って備えておきましょう。
さいごに
以上が、はじめての電車・新幹線に乗るときの注意事項(ポイント)でした。
これを調べている皆様はきっとドキドキハラハラしていると思いますが、事前にできることをしっかり準備しておけば、きっと何が起きても大丈夫!
初めての遠出が、母児共にいい思い出になることを、祈っています!
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