【同棲・二人暮らし】はじめての賃貸選びで失敗しない方法~内見前準備がポイント~

プライベート

私は彼氏(現在の夫)との同棲を開始してから子供を出産するまでに、2年間で3回も引っ越しをしています。

この頻回な引っ越し経験から、同棲または二人暮らしの物件選びで喧嘩しないために、内見前にお互いの条件をすり合わせておくことが大事だと学びました。

これから同棲を開始する皆様が、2人のお部屋探しで重視するポイントを話し合うときの参考になれば幸いです。

内見前に賃貸への条件をすり合わせることの重要性

初めての同棲生活、将来の生活の希望が膨らみ、賃貸選びからうきうきしますよね。

でも今まで異なる生活を送ってきた者同士、家に求めるものは異なるものです。

そこで、事前に賃貸へ求める条件を決めておかないと、内見時に喧嘩が勃発したり、物件が決まらなかったり、妥協してしまい同棲生活が楽しめなかったり…

将来の二人がうまくいかない原因になってしまったらとても悲しいです。

面倒かもしれませんが以下の手順で条件についてしっかり話し合っておけば、物件選びを合理的にスムーズに進められ、同棲生活自体の失敗も起こりにくくなります

賃貸物件を探す前に二人で話し合っておいた方がいいこと

賃貸物件を探し始める前に、考えておくべき重要なポイントがあります。

家賃上限を決める

一般的な適正家賃は手取りの20-25%と言われており、多くても30%以内に収めた方がいいと言われています。

つまり、家賃上限を決めるには、2人が毎月出せる生活費から計算する必要があるのです!

同棲を開始するために必要なお金もありますし、将来結婚を考えているならその資金をためていく必要もあります。

ただお付き合いをしているだけの段階では細かいお金の話は不要だったと思いますが、うやむやにして同棲を開始するとストレスやトラブルのもとになります。

これを機に将来の生活の話も含めて、2人で資金計画を立てましょう

また、お金の話と一緒に、家事分担の話も同棲前に済ませておくといいかもしれません。

お金・家事の分担について、当初の見積もりと実情が違うことも多々あると思います。

同棲開始後にも折を見て見直す機会を持つと、不平等感が解消されてよいでしょう。

間取りを決める

具体的に2人の生活を想像しながら検討するといいと思います。

例)部屋数

  • 各自の専用部屋は必要か(在宅ワークの有無・趣味・私物の量)
  • 二人で同じ部屋に寝るか、別の部屋で寝るか

例)リビングダイニング(LDK)の広さ

  • ダイニングテーブルを設置するか、リビングのテーブルを設置するか
  • キッチンは何人で使うか/料理はあまりしないか
  • 大型家具(テレビ・ソファなど)を置く予定があるか
  • 二人で一緒に過ごす時間が長いか

お互いのお部屋探しでの条件を精査する

人によって住宅に求める条件は大きく異なります。

お部屋探しサイトで条件検索する前に、以下の手順でお互いの条件をすり合わせていく必要があります。

①それぞれが家に求める条件をリストアップする

お互いの「譲れない条件」と「できればあると嬉しい条件」を紙に書きだしましょう。

この段階では相手のことは考えず、自分が賃貸を探すなら何を条件にするかで考えましょう。

②リストを見せ合い、2人の条件を作っていく

お互いのリストを見比べると、「対立する条件」や「相手から同意が得られない条件」があるかもしれません。

そのような条件に対して「なぜ自分はこの条件にこだわるのか」や「折衷案がないか」を話し合いましょう。

条件の取捨選択や書き換えを行うことで、それぞれの条件を2人の条件にします。

③2人の条件に優先順位をつけていく

出そろった条件すべてを満たす予算内の物件があればいいのですが、賃貸では理想の家に出会えることは稀です。

なので、2人の条件を「絶対に譲れない条件」「できれば満たしてほしい条件」「妥協できる条件」の3つに分類しましょう。(可能なら、各条件を順位付けするのがベスト)

優先順位をつけておけば、お部屋探しサイトでの検索結果が多すぎる/少なすぎる際に調整できますし、内見して迷ったときにも決断する基準になります。

参考:我が家の物件探しの条件

話し合いをした結果、我が家のお部屋探しの条件は以下に落ち着きました。

家賃上限

都内の賃貸を探すということもあり、「2人が毎月出せる生活費」の33%(1/3)までを上限にしました。

少し一般的な適正家賃から高いような気もしますが、交際費や個人の支出は生活費から出さない(「2人が毎月出せる生活費」とは別に個人で用意する)のと、ボーナス月はお互い生活費を多く出しています。

よって、この割合でも問題なく生活できていますし、貯金もできています。

間取り

我が家は私が在宅勤務がありますが、夫はないので、私の仕事部屋+寝室の2部屋が必要です。

LDについては、二人で過ごす時間が長く、大型家具もあるので、リビングダイニングで最低10畳は必要です。

つまり、2LDK以上の間取りで探すことになりました。

「絶対に譲れない条件」

以下をお部屋探しサイトに入力したりや不動産屋さんに伝え、条件を満たしている物件のみ内見しています。

各引っ越しで毎回4-7件物件を紹介してもらえたので、多くもなく少なくもないラインかと思っております。

  • 立地、駅徒歩15分(バス利用なしで)
  • バストイレ別、独立洗面台
    …複数人で暮らす場合、水回りの部屋が分離されていないと、朝の準備で順番待ちが必要だったり日常生活の動線が悪くなったりと、大変不便です。
  • エアコン付き
  • 温水便座
  • シャワー温水が設定温度で出てくる(お湯と水を混ぜるタイプではない)
  • 家の中に階段がない

さいごに:余裕があれば初期費用減額のための戦略も立てておきましょう

以上が2年で3回2人暮らし用住居を探した私の考える、はじめての賃貸選びで喧嘩しないための内見前準備です。

また、引っ越しには初期費用として大きなお金が必要ですが、我が家では以下の方法で初期費用を削減しています。

専門家ではないので詳しい内容は避けますが、余裕があれば内見前に二人でどこまでやるか確認しておくといいでしょう。

  • 契約前に家賃・敷金・礼金・仲介手数料の値下げ交渉(だめもとですので、失敗することが多い)
  • 住宅の火災保険は個人で別に契約する(賃貸会社の指定のものには加入しない)
  • 引っ越し業者の相見積もり

同棲の先の未来に向けて、少しでも予算削減できるところは賢く節約しましょう。

皆様がよい家に巡り合って、素敵な同棲生活を開始できることを祈っております。

次回は、実際に内見に行くときに確認した方がいいポイントについてお話しします。
記事はこちら→【同棲・二人暮らし】2年で3回引っ越した私が考える、賃貸の内見で確認した方がいいこと~ちょうどいい物件の選び方~

コメント

タイトルとURLをコピーしました