【同棲・二人暮らし】2年で3回引っ越した私が考える、賃貸の内見で確認した方がいいこと~ちょうどいい物件の選び方~

プライベート

私は彼氏(現在の夫)との同棲を開始してから子供を出産するまでに、2年間で3回も引っ越すことになりました。

この頻回な引っ越し経験から、2人暮らしにちょうどいい家を見つけるために内見時に確認した方がいいことをまとめました。

これから同棲を開始する皆様が、2人のお部屋探しで重視するポイントを話し合うときの参考になれば幸いです。

お部屋探しをする前に…

賃貸物件を探し始める前に、2人で賃貸物件に求める条件をすり合わせておく必要があります。

こちらの記事に最低限事前に決めておくべき条件をまとめましたので、事前にご確認ください。

【同棲・二人暮らし】はじめての賃貸選びで失敗しない方法~内見前準備がポイント~

お部屋探し・内見時の確認ポイント

過去記事の通り2人の条件を決められたら、お部屋探しサイトや不動産屋さんで条件に合う物件を探し、内見となります。

内見時には二人ですり合わせた条件を1つずつ確認していき、より多くの条件を満たす物件を選択するようにしましょう。

ここからは2人暮らし用の物件を2年で3回決定した私が考える、内見時に確認しておいた方がいいポイントをご説明します。

前提:我が家の「絶対に譲れない条件」

我が家の「絶対に譲れない条件」に入っている項目は内見時に改めて確認していませんが、もし皆様の条件に入っていない場合は内見時に合わせてチェックすることをおすすめします。

  • 立地、駅徒歩15分(バス利用なしで)
  • バストイレ別、独立洗面台
    …複数人で暮らす場合、水回りの部屋が分離されていないと、朝の準備で順番待ちが必要だったり日常生活の動線が悪くなったりと、大変不便です。
  • エアコン付き
  • 温水便座
  • シャワー温水が設定温度で出てくる(お湯と水を混ぜるタイプではない)
  • 家の中に階段がない

立地・建物

周辺店舗

ある程度自炊をする方は、最寄りのスーパーへの距離をグーグルマップで確認しましょう。

自炊をしない場合や仕事終わりが遅くスーパーが空いていない場合などはコンビニの位置も確認しましょう。

緊急時や疲れている時や悪天候の時でも買い物が行きやすいよう、徒歩5分圏内にあると便利です。

騒音

内見中は生活音にも注目してみてください。

お昼の内見では生活音が目立たない場合はありますが、電車含む周辺施設からの音は確認できますし、壁を少し叩いてみてその響き方から壁の厚さを判断することが可能です。

防犯性

事前にその土地の治安を確認しておくと、犯罪やご近所トラブルなどに巻き込まれるリスクが減り、安心して過ごせるでしょう。

物件の周囲の街灯や道の車や人通りの多さも情報収集できると、夜道が想像より怖いということが起こりにくいでしょう。

また、自分の家の防犯性は、窓や玄関の鍵や大きさ、インターフォンでの顔撮影・オートロック機能・郵便受けの形状などから判断しています。

ご近所の民度

マンションの場合は、ごみ置き場の清潔さや駐輪場の乱雑さ、掲示物の内容から民度を判断することが可能です。

ゴミ出しや駐輪場契約について確認すると同時に、実際の場所を見せてもらいましょう。

日当たり・風通し

明るい家庭にするためにも、日中の電気代節約のためにも、日当たりは重要です。

北向きは日光が入りにくく西向きは夏の日差しが厳しいので、窓は南または東向きがおすすめです。

また、掃除・感染対策・結露対策などのために、空気の入れ替えが簡単にできるような窓の配置がされている物件にしましょう。
(玄関を開けなければ風が通らない物件に住んだ時、空気の入れ替えのためにドアを開けることが防犯や虫対策の観点からとてもストレスでした)

風通しが悪い物件については、入室時の湿気や匂いで判断できる場合があります。

エアコン

エアコンは、年々性能がよくなります。

古いエアコンは消費電力が大きい上に、居住中に故障した場合は修理・取り換えまでの期間は空調なしで過ごさなくてはいけません。

自力で変更できる家電ではないので、ぜひエアコンの有無だけではなく、メーカーや年式にも注意してみてください。

キッチンの使いやすさ

自炊をする人は確認必須です。

私はすべての物件で、作業台の広さ(横幅+奥行)・シンクの広さ(横幅+奥行+深さ)・コンロの口数を全て計測しています。

作業台の広さについては、水切りラックの大きさは盲点となり、想定より作業台が小さくなってしまうことがあるので注意してください。

また、キッチンに冷蔵庫や食器棚を置く場合、設置後の可動スペースが十分に取れるかも確認が必要です。

2人暮らしの場合は、余裕をもってすれ違える程度のスペースはないと、炊事の動線が大変悪くなり、ストレスが溜まります。

水回り

水回りの清潔さ

個人的な感想となり恐縮ですが、入居時から水回りがきれいではないと気分が悪いですし、水回りの掃除が億劫になります。

築古物件でも問題ないというお二人でも、水回りの清潔さ(排水溝周辺・お風呂の角やタイル間・トイレの便器等)と匂いは事前に確認しておきましょう。

室内洗濯機置き場

洗濯機置き場の防水パンの有無と、防水パンの大きさを事前に確認しておきましょう。

ドラム式洗濯機を設置予定の場合は、ドアの開閉が十分にできるスペースがあるかの確認も必要です。

浴室乾燥

カビの生えにくさに直結するものなので標準装備のことも多いと思います。

でもこちらがない場合は、換気・掃除の大変さにプラスして、冬の浴室の冷えや急な洗濯物の感想ができないなど困ることが多いので、念のため確認しておきましょう。

部屋の機能性

大型家具が入るか

すでに大型テレビやソファ、ダイニングテーブルや仕事机、冷蔵庫や洗濯機、ベッドなどがある場合、置きたい部屋に希望の方向で設置できるかは必ず確認しましょう。

単に大きさが収まるかだけではなく、電源や配線が邪魔にならないかや、引っ越しの時に運び込めるかという視点が必要です。

内見時には、部屋の縦横の長さだけでなく、コンセントの位置やドアや廊下の曲がり角の広さも計測しておきましょう。

頻繁な引っ越しの予定がある方は、大型家具を買うのは控えた方がよいです!

我が家はテレビが大きく、毎回それによって選べる家が大きく減っていて、後悔しています涙

段差

家に小さな段差があると、けがの原因になったり、ロボット掃除機が通れなくなったり、と、メリットはありません。

最終的に納得して選択する分には問題ありませんが、内見時に確認はしておきましょう。

収納力

家の収納力が高いと新たな収納家具を買い足す必要がない点と日用品の備蓄スペースが大きくとれる点がメリットです。

荷物は少ないに越したことはないですが、捨てることが苦手な私にとっては収納力は重要です。

建付け

ドアや窓、網戸の建付けが悪いと、開閉に音が出たり力が必要だったりと、日常生活で地味にストレスが溜まります。

経験上建付けの悪い家は家自体もわずかに歪んでいて、マットや家具を配置・設置したときに微妙にずれます。

内見時にしっかり確認し、ひどいものは入居前に修理してもらってもいいと思います。

エレベーターの有無

1階住居なら問題はないですが、2階以上の部屋の場合はエレベーターの有無を確認しましょう。

普段の生活のストレスに影響するだけでなく、怪我をしたときにはエレベーターを重宝しますし、引っ越し料金の削減にも貢献します。

フィーリング・印象

内見時に条件を確認していく作業は大切です。

でも人間の直感って意外と大事なものです。

例え希望条件に多く当てはまった家が見つかっても、なにか違和感を感じた場合は、その後の生活も楽しくなくなります。

直感を言語化して相手を説得することは難しいですが、2人が長く仲良く住むための家なので、フィーリングや印象も大事にできるといいですね。

さいごに:生活水準を上げすぎないようにしましょう

以上が2年で3回2人暮らし用住居を探した私の考える、2人暮らし用の賃貸の内見で確認した方がいいことです。

二人の条件のすり合わせが完了していれば、2人の条件と私の考えるポイントを内見で確認すれば、契約後に想定外のトラブルが発生するリスクは最小限に抑えられると思います。

私が最後に皆様にお伝えしたいことは、「生活水準を上げないようにする」ことです。

内見中に新築のきれいな家や最新の機能を持つ、少し高額な物件に目移りすることもあるかもしれません。

でも最初に少し無理をして良い家に住んでしまうと次の引っ越しでは譲れない条件が増えてしまい、次の家が見つからなかったり、次の家の満足感が下がってしまったりします。

2人で暮らす中で金銭的に想定外なことが発生する可能性もあると思いますので、固定費(家賃)は可能な限り下げた方が安定した同棲生活がスタートできると思います。

皆様がよい家に巡り合って、素敵な同棲生活を開始できることを祈っております。

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