結婚前提の’期限付き’同棲をお勧めする理由9選

結婚

結婚前に同棲をするかしないか問題。

私は、結婚前に’期限付き’の同棲をすることを強くおすすめします。

結婚に失敗したくない人や結婚を急いでいる人に向けて、’期限付き’同棲のメリットを経験談を交えてお伝えします。

‘期限付き’同棲とは

期限とは結婚(プロポーズ)までの期限です。

もっと詳しく言うと、約束の時点までにお互いの結婚の意思が固まらなかったら同棲解消&交際終了とするタイムリミットのことです。

「交際終了は厳しいのでは?」と考える方もいるかもしれませんが、もし皆様がいずれかは結婚をしたいと考えているのであれば、期限は必要です。

なぜなら、結婚したいのであれば結婚できない人との交際期間は無駄だからです。

お子様が欲しい場合、残念ながら生物学的に妊娠可能な年齢は決まっているので、家族計画や不妊治療の可能性などを考えるとできるだけ早く妊活に入ることは重要です。

お子様が不要な場合でも、素敵な方が少なくなってしまったり、あなたの若さという魅力が失われていったり(もちろん若さだけが重要ではないことは承知しています)時間が経つほどに理想の結婚に到達するには不利な条件が重なっていってしまいます

そして「結婚したいのに結婚できない」というネガティブな気持ちを持ち続けることは、精神衛生上よくないですよね。

私は結婚前の同棲はパートナーと結婚できるかを見極める期間だと持っているので、相応の覚悟をもって同棲開始をすべきだと考えています。

期限の決め方

期限(最長同棲期間)は二人のこれまでの交際期間や年齢や今後数年の予定を鑑みて、二人で決めることがベストです。

なぜなら、この話し合いの段階でお互いの結婚への意思を確認することができる上に、同じ目的をもって同棲生活に入れるからです。

個人的には同棲期間は長くても1年あれば十分かと思います。

また、期限までにプロポーズを完了していればいいのか、入籍まで完了するのかも話し合っておくと、ゴールが明確でわかりやすいでしょう。

私は一人で勝手に期限を決めた上で、「○○までにプロポーズをもらえなかったら、実家に帰って結婚相談所に入る!」とパートナー(現夫)に宣言しました笑

夫も驚いたと思いますし、私もプロポーズをもらうまで夫が何を考えているのかわからず不安でしたので、おすすめしません。

なお、同棲開始後にお互いの環境が変わり、どうしても期限を延ばす必要があるという事態もあるかもしれません。

その場合は、二人で話し合い納得した上なら期限を延長してもいいと思いますが、ズルズル同棲期間が延びうる原因になるので、個人的にはあまりお勧めしません。

’期限付き’同棲のメリット

ではここから、’期限付き’同棲のメリットを9つ紹介します。

スピード離婚、スピード婚を避けられる

スピード離婚には様々な要因があると思いますが、相手の理解不足が原因になることが多いと思います。

同棲をすることで、結婚後に発覚する「まさか」を減らすことができるので、スピード離婚を避けることができます。

また、同棲をするとなると同棲準備+同棲期間が必要なので、ある程度交際期間を延ばせる=スピード婚も防げます

‘期限付き’同棲は、パートナーや親族が結婚を急いでいる場合の説得にも使いやすいのです。

正直、結婚・離婚の事務手続きは大変めんどくさいです。

勢いあまると不要な手続きに大事な時間を取られてしまうため、慎重に進みましょう。

パートナーと話し合い・譲歩ができる関係か見極められる

今まで異なる家庭環境で生活してきた二人ですから、生活スタイルに差があることは当たり前です。

ただ付き合っていただけでは我慢できることであっても、同棲生活では徐々にストレスとして溜まっていくでしょう。

この二人の違いをすり合わせて新しい生活を作っていくことが、同棲生活ひいては結婚生活です。

そして、生活のすり合わせには、お互いが対等に話し合って、譲歩や配慮をし合うことが必要です。

中には話し合いが怖く、相手に遠慮したり自分が我慢すればいいと考えたりで、話し合いを先延ばしにしてしまうカップルもいるでしょう。

でもそれだと、どちらかが爆発して大喧嘩に発展したり、二人の仲が少しずつ悪くなっていったりと、最終的に良い同棲・結婚生活は営めません。

長い人生を歩むには話し合いは避けて通れないことですから、同棲を機に自分の気持ちを正直に伝えることから練習してみてください。

建設的な話し合いを重ねることで、きっと2人の関係性もさらに深まっていきますよ。

残念ながら、対等に話し合いができない相手もいます。(いつも怒る・泣く・言いくるめられてしまう(=相手に譲歩や配慮がない)など)

こちらの伝え方等にも工夫の余地はありますが、そのような相手と今後も長く一緒に生活ができるかは、次のステップに進む前によく考えた方がいいでしょう。

パートナーの譲れない価値観がわかる

とはいえ、人間が快適に生活する以上、最低限譲れないラインがある価値観があります。

  • 金銭感覚
  • 衛生感
  • 食事、睡眠
  • 時間感覚
    …生活リズム、休日の使い方(趣味、仕事や自己研鑽、家事、交友関係)など

これらの価値観は、お互いが長年の人生で培ってきた根底にあるものなので、正直大幅に変えることは難しいです。

まずは話し合いで、お互いが納得した妥協点を見つけることに尽力しましょう。

ですが、議論が平行線になったり、お互いが地味にストレスを抱え続けるような状態になったりするならば、将来を考えなおした方がよいと思います。

上記の価値観の相違は結婚後に発覚すると悲惨ですので、同棲中に違和感を感じた場合は見て見ぬふりはしないようにしてください。

パートナーの両親に挨拶できる

離別や縁を切っていない限り、結婚をするとパートナーの親族と最低限付き合う必要があります。

よく「パートナーはいいけど相手の親族が最悪だった…」という声も聞きますよね。

でも交際期間にパートナーの親に会うタイミングは滅多にないと思います。

そこで、同棲開始前の挨拶です!

確かにパートナーの親族に会うことは緊張しますが、今後お付き合いをしなくてはいけない親族人柄を早めに知れることはメリットです。

どうしても親族が相容れない場合は、

  • お互いに自分の親戚付き合いは自分ですることを結婚の条件する(事前に相手の親族とは最低限しか付き合わないことを伝えておく)
  • 結婚をやめる

など、まだ婚約をしていない段階なので対策が取れます。

また、同棲前の挨拶をきちんと両家両親にできることは、お互い結婚への意識を高められる点でもよいでしょう。

結婚がゴールになりにくい

同棲をすると、良くも悪くもパートナーの素の性格や生活感が見えてきます。

ただ付き合っているだけの場合は結婚が理想化されやすく、華々しい結婚式や理想の結婚生活のイメージで【結婚=ゴール】のような感覚に陥ります。

そうするとつい、結婚式や新婚旅行、新居のインテリアなどに散財しやすくなります。

でも同棲するとリアルな生活を営むことになるので、【結婚=手続き、スタート】と認識でき、現実的になることができます。

夢がなくて申し訳ないですが、後者の方が結婚に伴うイベントに対して冷静に準備できるので、後から振り返ったときに後悔のない選択ができるかと思います。
ウエディングハイって本当にイタイ&恐ろしいですからね…

結婚式の準備が楽

結婚式準備は、おそらく皆様の想像の3倍は新郎新婦で話し合ったり頭や手を動かさなくてはいけないことがあります。

課金をすればかなりのことを外注可能ですが、特にこだわりが強い方や費用を節約したい方は、挙式2か月前から準備が大変になるでしょう。

そこで同棲をしていれば、一緒にいる隙間時間にいろいろ相談や作業ができるので、準備がはかどります

同棲をしていないと式準備のために細かなスケジュールを合わせることが面倒で、どうしても個人作業が多くなり、辛くなってしまいます。

一緒に結婚式を作りやすいというのも、同棲のメリットですね。

貯金がはかどる

お互い1人暮らしの場合と比較し、2人暮らしは家賃や光熱費などの費用を浮かせることができます。

また、2人のお金の管理方法や個人のお金の使い方も決める機会になります。

つまり、共同生活による費用削減と今後の資金計画の見直しによって、将来のための貯金もしやすくなります。

共同の貯金ができると、結婚式や新婚旅行などのイベントへの予算や、マイホームの購入や家族計画も考えやすくなりますよ。

婚期を逃しにくい

プロポーズまたは結婚までの’期限’が決まった同棲なので、

  • 今のパートナーとの結婚なら、期限内に決まる
  • 今のパートナーと結婚に至れない場合でも、期限終了後にすぐ次の婚活が始められる

というように、ある程度のスピード感をもって動くことが可能です。

同棲の一番のデメリットは「同棲するとズルズル生活が続いて婚期を逃す」と言われますが、期限を決めておけばこれをなくすことが可能です。

ということは、同棲の期限を設定するタイミングで、次の婚活開始時点での年齢も考慮に入れた設定をすることが重要です。

同棲解消も比較的スムーズ

同棲解消&交際終了というシナリオも初めから想定しているため、別れるときにもめにくいと考えています。

  • 高価な家具家電を購入しまくることが少ない
  • 新生活に向けてお互いの初期費用や月々の出資金を覚えていると思うので、その比率で貯金・家具・家電を分配すればいい
  • 結婚しない場合は期限後に別れることが決まっているため、退去も事務的にすぐ作業開始できる

情や未練が残っているかもしれませんが、早めに見切りをつけすっぱりと次に行けることが’期限付き’同棲のメリットです。

失敗が軽症で済んだと割り切って、すぐ次の一歩を踏み出しましょう。

’期限付き’同棲のデメリット

結論から言うと、ほとんどないと思っています。

同棲のデメリットとしてよく挙げられるもので、’期限付き’同棲に当てはまることを以下に掲載します。

  • 新鮮さがなくなる
  • 一人の時間が無くなる
  • 喧嘩したときの逃げ場がない
  • 見たくないところまで見えてしまう     など

一つ目の新鮮さに関しては、その通りではありますが、’期限付き’同棲をするメリットとのトレードオフだと考えれば微々たるものかと思います。

「結婚した実感がなくなってしまうのでは?」と心配される方もいるかもしれませんが、入籍のための準備を一緒に行う過程や、入籍時のイベント(婚姻届けの提出・新婚旅行・結婚式)などの区切りでちゃんと実感できるので大丈夫です。

2つ目以降のデメリットは結婚してからも同じ環境になります。

むしろ同棲生活中に、結婚後に感じるストレスへの対処法を事前に編み出すことができると考えれば、メリットにもなりうるのではないでしょうか?

さいごに

以上が、私が結婚前の’期限付き’同棲を勧める理由となります。

個人的には、同棲のメリットを得つつ、デメリットをできるだけ消したプランだと思っております。

今のパートナーと結婚できるかを見極めるための同棲なので、結婚したいがために我慢ばっかりする生活はNGですよ。(もちろん配慮は必要です)

皆様が結婚前の’期限付き’同棲で、パートナーと今よりよい関係性を育んで結婚できること、応援しております!

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