赤ちゃんを連れての初めての外食は不安ですよね。
ここでは同じく新米ママの私が2か月~離乳食期の赤ちゃんを連れて様々なジャンルのお店で外食した経験から、外食デビューのタイミングやお店選び方、持ち物や外食を成功させるコツをまとめました。
確かに赤ちゃん連れの外食は準備や対応が大変ですし周囲への気遣いも必要ですが、家族で楽しめて親の気分転換にもなるので、ぜひチャレンジしてみてください!
赤ちゃん連れ外食はいつからできる?
赤ちゃん連れ外食は、生後1ヶ月から可能です。
1か月検診が問題なく完了すれば外出制限はなくなるので、赤ちゃんが外出に十分慣れてきたら外食も可能です。
我が家の外食デビューは生後2か月の時にあった親族の結婚式でしたが、用意していただいた環境もよかったため長丁場にも関わらず問題なく外食を楽しめました。
(披露宴の半分くらいの時間はお昼寝していてくれたことが助かりました)
その後も定期的に外食をしてきましたが、離乳食が始まる生後5か月頃になると、赤ちゃんに食事へ興味が芽生えてきて、だんだん親の食事の邪魔をに手を伸ばしてくるようになります。
なので個人的には、離乳食開始前(=食に興味を持つ前)に外食デビューを済ませてしまった方がよい(親が楽しめる)と思っています。
低月齢のうちに外食デビューを済ませてしまえば、要領がわかって次の外食へのハードルも下がるので、定期的に外食を楽しめるようになり、一石二鳥ですよ!
取り分け食が始まる前までが、外食で自分の好きなメニューを食べられるチャンスですよ!
赤ちゃん連れ外食用のお店を選ぶための11のチェックリスト
では実際にはどのようなお店を選べばいいのでしょうか?
私が赤ちゃん連れ外食用のお店選びで確認している条件は11個もあります!
もちろん全てを満たしている必要はないのですが、何が起きるかわからない赤ちゃん連れ外食では、少しでも’想定外’をなくすように、事前に確認と準備をすることが大切です。
インターネット上で情報収集ができない条件については、直接電話で問い合わせしています。
※各条件の前に付けたABCは以下の基準となります。
- A=必須
- B=お店決定の選択基準になる(もし2店舗候補があった場合、この条件を満たしている方を選ぶ)
- C=条件を満たしていなかったら、事前に対策して来店する
A:赤ちゃん連れ入店可
赤ちゃん連れだとどうしても特別な配慮をいただくことが必要となる場面もあるので、店長含むお店スタッフの受け入れ態勢ができてるお店が絶対いいです。
赤ちゃん(子供)連れ不可のお店を避けるためにも、赤ちゃん連れ入店に対するお店のスタンスは確認をしておいた方がよいです。
また、他のお客さんにもわかりやすい位置に「赤ちゃん連れ入店OK」の情報があるお店なら、他のお客さんの理解も得やすいので、親の気疲れ度合いも減らせます!
特に外食デビューの場合は、外食体験を楽しいものにするために、「赤ちゃんウェルカム」なお店を選ぶことをおすすめします!
A:おむつ替え台(orおむつ替え可能なスペース)あり
赤ちゃんはいつおむつ替えが必要になるかわかりません。
また、おむつ替え台まで行く過程やおむつ替えのために体勢を変えることで、ぐずったときの気分転換にもなります。
おむつ替え台の有無と場所と口コミは、事前にママパパマップで調べておきましょう。
ママパパマップについては、こちらの記事からご確認ください。
【新米ママ必見】産後の子育てに絶対役立つ無料アプリ3選
C:授乳室(or授乳可能なスペース)あり
完母で育てている方には必須項目です。
ただ、我が家は定期的に哺乳瓶の練習をしていたので、外食時にはミルクで対応できるため、参考程度の確認でした。
外出時の調乳は大変なので、我が家は災害用に備蓄している液体ミルクを使用しています(ローリングストック)。
C:ベビーカー来店可
来店方法を検討するために、ベビーカーを置いておく場所かあるかも確認しておきましょう。
ベビーカー来店可能なお店でも、座席のそばに畳んでおかなくてはいけない場合はスペースが狭くなるので、入店時に預かってもらえるかどうかも個人的には確認しています。
ただ、子供がベビーカーで熟睡している場合は赤ちゃんをベビーカーに乗せたまま親が食事を済ませてしまった方が楽なので、店内のスペースに余裕があるかも調べておいていいかもしれません。
A:予約可能or待ち時間がない
赤ちゃん連れの外食で、暇な待ち時間はぐずりに繋がる大敵です。
親も赤ちゃん連れで行列に並ぶことは大変ですし、赤ちゃんからすれば(ただでさえ親がご飯を食べている時間は暇なのにその上)待ち時間もあるなんて暇すぎて泣くしかありません笑
予約ができれば座席の配慮も事前に用意してもらえるため、可能であれば予約の上来店しましょう。
B:個室
個室があれば、赤ちゃんが大きい声を出しても、赤ちゃんを全力であやしても、周りに迷惑が掛かりません。
特に少しランクが高いお店に行きたい場合、
- 周りのお客さんも快適な空間で食事を楽しみにしてきている
→周囲の方の迷惑にならないようにする必要がある - 料理の提供スピードもゆっくり
→赤ちゃんが自由に過ごす時間が長くなる
ため、個室は必須です。
逆にファミレスやフードコートなど、周りも騒がしくすぐに食事を完了できる場所では、個室は不要です。
B:座席の種類
ある程度活発に動くよう月齢になってきたら、靴を脱げる席(土足禁止な席)がおすすめです。
理由は、床で赤ちゃんがハイハイしたりねんねしたりとある程度自由に過ごせるため、ぐずりにくいからです。
ただし、掘りごたつの席は転落リスクがあるため、避けましょう。
また、赤ちゃんの手がテーブル上の料理に届かない高さだと、親がゆっくりご飯を食べることができます。
B:ベビー用の居場所がある
’居場所’とは、ベビーベット・ベビーチェア・幼児用椅子など月齢に合わせたものを選択して下さい。
赤ちゃんを安全に置いておく場所であれば、親も安心して自分のご飯が食べられます。
なお、幼児用椅子には、チェアベルトがついているかも要チェックです。
A:離乳食の提供or持ち込み可能
親がご飯を食べている姿を見ると、どうしても赤ちゃんもお腹が減ってきてしまいます。
離乳食が始まっている月齢では、離乳食(BF)の提供の有無や持ち込みの可否を確認しましょう。
万一離乳食の提供も持ち込みも不可の場合、大人の料理でも取り分け可能なものがないかを検討しましょう。
また、ベビー食器等の提供があるかも一緒に確認しておくと、物を減らすことができる可能性がありますよ。
ミルクの場合でも、調乳用のお湯の提供があるかを確認しておくと便利です。
取り分け食は、アレルギーを起こさないためにも、食べたことのある食材のみにしましょう!
不安なら、店員さんに食材を確認しましょう。
B:提供料理の種類
赤ちゃんに邪魔されることを前提にして、食べやすいご飯のジャンルを選定することが重要です。
例えば、お寿司などワンハンドで食べれるものは、子供を抱っこやあやしながらでも比較的食べやすいです。
逆に鉄板料理やコンロ料理などは、火傷や事故が起こる可能性がある点と、料理を作る時間がかかる点から、赤ちゃん連れ外食では向きません。
また、ミルクや離乳食を摂取できない場所での外食なら、赤ちゃんの待ち時間を減らすという観点から、すぐに料理が出てきてさっと食べられるものがよいですね。
A:喫煙不可店舗
赤ちゃんを副流煙から守るために、喫煙不可のお店を選びましょう。
最近は喫煙不可店舗が多く、喫煙しない方にとっては忘れがちな視点ですが、必ず確認しましょう。
なお、まだキッズスペースを使える年齢ではないので、キッズスペースの有無は条件に入れる必要はないと思いました。
赤ちゃん連れ外食での持ち物
赤ちゃん連れ外食での持ち物は、以下の通りです。
- 離乳食
- 離乳食グッズ
- ベビーフード(BF)
- 食事用エプロンまたはスタイ
- 子供用スプーンやフォーク
- 離乳食用食器/取り分け皿
- 麺切りカッター
- 水分補給グッズ(まぐまぐ・スパウト・使い慣れたコップなど)
- BFのごみや汚れた食器等を持ち帰るための袋
- ミルク(液体ミルクがおすすめ。それ以外の形状の場合、調乳用のお湯も必須)
- 哺乳瓶一式(プラスチック製の割れないものがおすすめ)
- 授乳ケープまたはブランケット(寝てしまったときや冷房対策にも使用)
- タオル
- ティッシュ
- ウエットティッシュ/手口拭き
- チェアベルト(幼児椅子にベルトがついていない場合。だっこ紐や風呂敷でも代用ができる)
- おもちゃ
- その他、いつもの外出セット
- おむつ、おしりふき、おむつ替えシート
- 着替え1セット
- ビニール袋
- 母子手帳・保険証・医療証
- だっこ紐・ベビーカー 等
ご覧の通りとても荷物が多くなってしまいますが、低月齢の時は離乳食セット等不要なものもあるので、幾分か身軽になります。
また、お店で用意されているものは持参不要なので、適切なお店を選択すれば荷物を減らすことができます!
お家での離乳食を食べる様子から想像して、食後は大変汚れることを想定して万全の準備をしておきましょう。
赤ちゃん連れ外食を成功させるコツ
最後に、赤ちゃん連れ外食を成功させるためのコツを紹介いたします。
事前にリサーチと準備を十分にする
’想定外’のことで慌てる可能性を減らせれば、赤ちゃん連れでも外食を楽しむことは十分可能です。
今まで説明してきた通り、お店選びと持ち物をしっかり準備しておきましょう!
【低月齢向け】昼寝時間を狙う
赤ちゃんがお昼寝をしてくれれば、赤ちゃん自身にもストレスがかかりにくく、親もゆっくりご飯が食べれます。
お昼寝の時間が決まっている場合はその時間を狙うとよいですし、まだ生活リズムがついていない場合は外出前に授乳をしておなか一杯にした上で、お店に向かう間に寝かしつける努力をしましょう。
ランチ帯を狙う
夜の外食は、眠くなってぐずる可能性が上がりますし、生活リズムの乱れの原因になってしまいます。
特に離乳食が始まっている場合は、離乳食の時間に合わせたランチ時間での挑戦がよいでしょう。
できるだけ大人の人数を多くする
赤ちゃんをお世話してくれる大人が多いほど負担が減り、両親の外食をゆっくり楽しむことができます。
我が家は生後6か月の時にバイキングに行きましたが、両親含め大人5人で交代しながら赤ちゃんを見ていたいたので、全員で楽しむことができました。
せめて大人二人、できれば大勢の協力者がいる環境での外食をおすすめします。
まとめ
以上が私の体験談から考えた、外食デビューのタイミングやお店選び方、持ち物や外食を成功させるコツをでした。
我が家は、生後2か月の初外食(結婚披露宴)から定期的に、個室での和食・隠れ家的なイタリアンレストラン・チェーン店・ファミレス・バイキングなど様々なジャンルの外食をしてきました。
おいしい料理が食べられるだけではなく、赤ちゃんもニコニコ楽しんでいる姿を見ると、外食はいいイベントだなと感じています。
このブログが、皆様の赤ちゃん連れ外食を良い経験にするための手助けになれたら幸いです。
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