普段抱き枕を使用しない方も、妊娠でおなかが膨らんできて横向き寝をしたいときに欲しくなる抱き枕。
でも抱き枕を日常生活で使用しない方にとっては、授乳クッションとしても使える商品の方が試しやすいかと思います。(産後すぐに抱き枕を使わなくなったらもったいないですもんね)
そんな多機能商品をお探しの方には、sandesica(サンデシカ)の『“妊婦さんのための” 洗える 抱き枕 レギュラーサイズ(授乳クッションにもなる三日月形の抱きまくら)』をおすすめします。
今回は、上記商品を妊娠4か月から生後10カ月まで毎日使った私が、使用感をレビューしたいと思います。
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商品基本情報
メーカー:sandesica(サンデシカ)
商品名:“妊婦さんのための” 洗える 抱き枕 レギュラーサイズ(授乳クッションにもなる三日月形の抱きまくら)
サイズ:約長さ120×幅20×高さ19cm(カバーサイズ 約123×31cm)
原材料:
クッション→ポリエステル100%
カバー→表面=綿100%、裏面=綿80%、ポリエステル20%
(我が家のミントドットの場合。柄によって材料は異なります)
生産国:日本
お手入れ:洗濯機可(ネット使用)
17か月使用後の商品状態
17カ月使用後の実物写真
妊娠中から産後の授乳に、17か月毎日使用した実際の商品画像はこちらです。
ちなみに、写真に写っている床面のタイルは、1辺約60cmです。
カバー
我が家はミントドットのカバーを選択しました。
表面は水色に近いうすみどり色のパイル(タオル)地、裏面はガーゼのような肌触りにミント色のドット柄がかわいらしい商品です。
頻回に洗えるので衛生的なだけではなく、今でもカバーは比較的キレイな状態を維持できていると思います。
もちろん洗濯や使用に伴うパイル地へのダメージや全体的な小さい毛玉はありますが、ミルク染みを含むシミや黄ばみは目立たず、色あせや肌触りなども含めて17か月使ったとは思えないきれいな状態が維持できていて、個人的には満足しています。
スナップボタン
通常は三日月状の抱き枕ですが、カバーの両端についたプラスチック製のスナップボタンを留めるとドーナツ状になり、授乳クッションとしても使用できます。
スナップボタンは開閉しやすく、雑に産後10か月間使い続けた今でも壊れる気配はありません。
中のクッション
元の高さが約19cmとのことですが、17か月も使用すると約10cmまでへたってしまいました。
途中での計測はしていなかったのですが、おそらく生後間もなく(授乳クッションとして使用を始めてすぐ)の時点でかなりつぶれていたと記憶しています。
ただ、このクッションは洗濯機で丸洗いができる点が素晴らしく、最後まで衛生的に使い続けることができた点は高評価です。
商品のレビュー
では実際に本商品を使用してみて感じた感想を元に、レビューをしていきたいと思います。
各タイトルの冒頭に、良いと感じた点は◎、今一つだと感じた点には△をつけています。
◎普通の抱き枕としても、使いやすい
私は本商品をプレゼントでもらったこともあり、妊娠初期の比較的お腹が大きくなっていない段階から使用開始しました。
普段抱き枕を使用しない私でしたが、実際に使用してみると体にフィットして、横向き寝がしやすかったです。
つわりが重く寝ている時間が長くなっている方は、寝姿勢を変えて少しでも楽になりたいと思いますが、寝姿勢のサポートにも使える商品だと考えます。
大きさについて、レギュラーサイズを使っていますが、身長153cmの私で問題なく使用しています。
なお、本商品は寝ながらでも動かしやすい重量感で、ベットの邪魔にもなりにくいサイズ感です。
◎シムス位をサポートしてくれる
お腹が膨らんできて、本格的にあおむけ寝・うつぶせ寝ができなくなってくると、この抱き枕の効果が発揮されました!
シムス位でお腹を極力つぶさないように意識すると、力が入って楽じゃない体の部位があったのですが、体にできた微妙な空間に抱き枕を入れてあげることで全身の力を抜くことができました!
また、妊娠中は腰に負担がかかっていた私ですが、抱き枕を使用することで寝ているときの腰の痛みも軽減されたように感じています。
口コミを見ても「寝やすい」と高い評価をしている方が多かったので、本商品は万人向けの抱き枕かと思います。
◎衛生的
カバーだけではなく、クッションも含めて丸ごと洗濯機で洗濯できることは、手洗い不要で楽ですし、最後まで衛生的に使えて本当に良かったです!
赤ちゃんはミルクの吐き戻しをしてしまうものですが、クッションも含めて洗えると、汚れが蓄積しないだけでなく、ダニの心配もなくなります!
実際に17か月使用しても、クッションもカバーも蓄積汚れがほとんどなく、きれいな状態を維持できています。
天気の良い日に外で乾かせば、クッションも日中で乾きます。
(ただ、クッションの洗いすぎはへたりに直結するので、洗濯頻度は各自調節ください)
カバーはクッションより頻繁に洗っていましたが、耐久性が高くて良いです。
なお、洗濯中の授乳に備えて洗い替えカバーがあってもいいと思いました。
◎長く使えてコスパがいい
抱き枕として優秀で、授乳クッションの役割も十分果たすため、本商品は長く使えます。
17か月とは言わなくとも、1人分の妊娠出産は十分乗り切れるので、元が取れる商品だと感じました。
◎円形の授乳クッションは、コの字形より使いやすい!
産院や児童館などでコの字型の授乳クッションを使用した経験もありますが、以下のストレスを感じていました。
- 赤ちゃんを乗せるときに、クッションがいいポジションからずれる
- 授乳の胸を左右交換するときに、クッションが母体からずり落ちる
でも、本商品は腰に巻いてしまうので、赤ちゃんを動かすときに母体からクッションが離れることがなく、クッションが多少回ってしまっても授乳への影響がないです。
つまり、円形の授乳クッションはよりストレスフリーに取り扱いができます!
◎抱き枕・授乳クッション以外の使い方もできる
授乳中に寝てしまった時があったのですが、そのまま簡易ベットとして使用したこともありました。
クッションを母体から離すときは赤ちゃんに結構振動が発生しますが、そんな中でも寝続けられるほど、クッションが快適だったのでしょう。
その他の使い方として、ベットガード的な使い方や、お座り期の赤ちゃんの周りにおいて頭を打つことを防止する使い方などもしていました。
いずれも思わぬ窒息を防ぐため目を離すのは厳禁ですが、様々な方法で赤ちゃんにもクッションを使えたことはよかったです。
公式ホームページでは、腰当てや足置きなどの使い方も紹介されていますよ。
△正しい授乳姿勢を取るには、クッションの高さが足りない
本商品は授乳クッションとして使用を始めると、比較的すぐへたってしまいます。
現在の厚みが約10cmと言いましたが、赤ちゃんが乗るとここからさらに薄くなります。
正しい授乳ポジションをとるためには、下にクッションやバスタオルを入れて高さを出す必要がありますが、どうしても分厚い授乳クッションよりは授乳がしにくくなってしまいます。
(我が家は枕や足の置き方で高さを調整しています。それでも多分だいぶ猫背になってると思います…)
個人的にはぎりぎり許容範囲でしたが、気になる方は正規の授乳クッションの購入が必要になると思います。
△円座クッションの代替としては使えなかった
経腟分娩で会陰切開などをした場合、産後のお股はめっちゃ痛くなります…
そんな時に円座クッションを重宝します。
本商品も円形になるので、円座クッションとしても使えるかなと期待ていたのですが、それは無理でした。
クッションの厚みが足りなかったのと、円の直径が大きすぎ、私のおしりはうまく支えられなかったです…
まとめ
以上が、sandesica(サンデシカ)の『“妊婦さんのための” 洗える 抱き枕 レギュラーサイズ(授乳クッションにもなる三日月形の抱きまくら)』を17か月使った私の、商品レビューでした。
評価を簡単にまとめると、以下の通りです。
- 抱き枕としては優秀。
- 授乳クッションとしても全然使えるけど、分厚い円形の授乳クッションよりは機能性が劣る。
- 衛生的に長く使えて、抱き枕と授乳クッション以外の使い方もできるので、コスパは高い。
お腹が大きくなり寝苦しくなってきて、抱き枕の購入を迷っている妊婦さんにはおすすめできる商品なので、ぜひお試しください!
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