【0歳6か月】慣れ保育体験記~スムーズに終わったコツ~

子育て

慣れ保育(慣らし保育)とは、保育園に入園した後、子供が保育園に慣れるために設けられる慣れ保育期間です。

0歳6か月の第一子の保育園入園で右も左もわからない私が体験した、慣れ保育のスケジュールやポイントをまとめました。

この体験談を読むことで、これからの慣れ保育が不安な方にイメージやコツをつかんでいただいて、少しでも前向きに慣れ保育を楽しんでもらえましたら幸いです。

前提:慣れ保育はプログラム化されたものではなく、子供に合わせて進んでいく

個人的に一番衝撃だったことは、慣れ保育には「標準スケジュールがない」ということです。

明日の保育時間とスケジュールがわかるのは、今日の帰りの時間です。

私は慣れ保育期間が最後の一人時間とプライベートな予定を入れようとしていましたが、特に初期は全く見通しがつかないことにショックを受けました

よく考えてみれば、生まれて初めて親と離れた新しい環境に適応する子供のペースに合わせて進めるのが当たり前です。

しかし、将来の見通しがないということが心理的に負担になるとは思っていませんでした。

慣れ保育期間は最後の自由時間であることには間違いないですが、出産前の産休ほどあれこれできないことは、知っておいてください笑

ここからは0歳6か月のわが子が、慣れ保育期間1か月、という条件で体験した事例を紹介します。

1週目

入園からの日数保育時間その日の慣れ保育での
ミッション
備考
1日目入園オリエンテーション
2日目9:00-10:00場所慣れ親と一緒
3日目9:00-10:00親と離れて過ごす
4日目9:00-10:15保育士からミルクを飲む

1日目:入園オリエンテーション

入園式(セレモニー)のイメージでおめかしして初登園しましたが、教室で説明会が行われてすぐに解散になりました。

写真を撮る場所もタイミングもなかったので、終了後に園外の看板前で一枚だけ自撮り。

久々のバッチリメイクだったのに、拍子抜けでした笑

2日目:場所慣れ(親と一緒)

保育園という場所になれるために、親と一緒に1時間保育園で遊びました。

月齢的にまだ人見知り・場所見知りが始まっていなかったわが子は、目新しいおもちゃと優しい保育士さんと楽しそうに遊んでいました。

一方、ずっと泣いているお友達もいて、最初から個人差を強く感じました。

3日目:親と離れて過ごす

親と離れて保育園で1時間過ごします。

すごく泣かれるかと思いきや、普通に機嫌よく遊んでいたとのことで拍子抜けでした。

ただ、保育園士さんからのミルク(以下、保育士ミルク)は飲まず、親が保育園でミルクを授乳しました。

4日目:保育士からミルクを飲む

前日の経験から保育園に親がいないことを理解したのか、遊んでは泣くの繰り返しだったそう。

そういえば昨日の帰宅後は心なしかだっこを求められる機会が多かったので、やっぱり少し寂しさを感じてたのかもしれません。
(これからは家ではたくさんスキンシップを取ろうと思いました!)

ただ、保育士ミルクが飲めたようなので一安心。

2週目

入園からの日数保育時間その日の慣れ保育での
ミッション
備考
5日目9:00-10:15土日を挟んだので
4日目と同じ保育時間・内容
6日目9:00-11:15お昼寝をする
7日目9:00-12:00お昼寝をする
8日目9:00-13:00お昼寝をする
9日目家庭の都合でお休み

5日目:4日目と同じ保育時間・内容

土日と2日間空いたため、保育園を思い出してもらうために4日目と同じ保育時間・内容を実施しました。

遊んで泣いての繰り返しで、保育士ミルクを飲まなくなってしまいました。

でも保育士さんと相談して次のステップに進むことに。

6日目、7日目、8日目:お昼寝をする

保育時間を延ばしていって、眠くなったときにお昼寝の練習を開始しました。

もともと家でのお昼寝時間が30分ー1時間と短かったわが子。

6日目は20分しか眠らなかったですが、7日目・8日目は1時間ちゃんと寝れたとのこと。

6日目はまだ保育士ミルクが飲めず心配していましたが、保育時間が伸びた7日目、8日目はちゃんと飲めました。

わが子は親がいないことに不安定になる時間もあるとのことですが、順調に保育時間も伸ばせていて一安心してました。

9日目:家庭の事情でお休み

この日は午前中に外せない予定があり午後からの保育をお願いしましたが、保育士さんと相談した結果お休みすることになりました。

今は周りのお友達も含めて朝から保育園で過ごす中で慣れを進めているので、時間と環境が変わる日があることは子供たちにとって好ましくないそうです。

慣れ保育中に家庭の事情でお休みすることはしょうがないですが、慣れ保育スケジュールに影響することもあるので、早めに保育士さんに相談することをお勧めします。

3週目

入園からの日数保育時間その日の慣れ保育での
ミッション
備考
10日目9:00-12:30土日を挟んだので
先週と同じ保育内容
11日目9:00-14:00給食を食べる給食のみ親と一緒
12日目9:00-14:15給食を食べる
13日目9:00-14:30給食を食べる
14日目9:00-15:30保育時間の延長

10日目:先週と同じ保育内容

金土日と2日間間が空いたため、保育園を思い出してもらうために先週と同じ保育内容を実施しました。

11日目:給食を食べる(給食のみ親と一緒)

離乳食(給食)が14時に出てくるということで、14時に保育園に行き、親が離乳食を食べさせました。

母も保育士さんも緊張して見守る中…本人はさも当たり前のようにパクパク食べてくれました!

給食がおいしかったのか、保育園に慣れてきたのか、提供された給食を完食できて安心しました。

12日目、13日目:給食を食べる

今日からは保育士さんから給食を食べさせてもらいます。

心配をよそに、保育士さんからも問題なく給食を食べられました。

12日目は食事中に到着してしまったので食後のミルクは親が飲ませ、13日目は食事を全て保育士さんに与えてもらいました。

14日目:保育時間の延長

前日までに保育園で乗り越えるべきミッションは全て完了したので、あとは保育時間を延ばすのみです。

わが子も保育園に十分慣れ、クラスだよりでの写真も満面の笑顔です。

今週はずっと鼻水をずるずるさせていたわが子…

保育園の洗礼を受けるかと思いましたが、なんとか1週間風邪をひかずに登園できました。

4週目

入園からの日数保育時間その日の慣れ保育での
ミッション
備考
15日目9:00-15:30慣れ保育卒業!!

15日目:先週と同じ保育内容

金土日と2日間間が空いたため、保育園を思い出してもらうために先週と同じ保育内容を実施しました。

この日はもうほとんど泣かず、よく食べよく寝てよく遊んだということで、晴れて慣れ保育卒業となりました!!

もういつでも復職できる状況になったことに安心したと同時に、わが子の適応力の高さに脱帽です。

慣れ保育のポイント:親も保育士と積極的にコミュニケーションを取り、信頼関係を構築しよう

親が慣れ保育期間で唯一意識すべきことは、親が保育士さんを信頼して、いろいろコミュニケーションをとることです。

保育士さんは本当に子供をよく見てくれています。(ほんの細かいひっかき傷やアオタンも気にしてくれたり、短期間でわが子の性格を把握し好きなように遊ばせてくれたり、さすがプロです)

振り返ると親が保育士さんと仲の良い姿を見せることで、子共も安心してスムーズに保育園に適応できたのだと思います。

親もゆっくり保育士さんと話す余裕があるのは育休中くらいなので、ぜひ親も保育園とよい関係を結ぶための期間に活用しましょう

さいごに

以上が私とわが子の慣れ保育体験談でした。

最大1か月を慣れ保育に使用する想定でしたが、スムーズに進んだため入園から丸3週間で無事に慣れ保育を卒業できました

約3週間じっくり時間をかけていただいたことで、各チェックポイントを問題なく通過できたと思います。

保育士さんには本当に感謝しています。これからもよろしくお願いいたします!

正直慣れ保育は園ごとの方針や子供ごとにオーダーメイドで進むものなので決まったものではないですが、本ブログが未来の慣れ保育へのイメージ作りに役立てば幸いです。

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