「赤ちゃんができたらファミリーカーがあった方が便利かな?」
自分が子供だった頃に自家用車があった方は、出産準備中に悩むこの疑問。
でも実際に車を持っている我が家の見解としては、都会に住んでいて今の生活で車がなくても生活できる場合はファミリーカーは不要です!!
都心なら徒歩や公共交通機関で様々な場所に移動できますし、車を購入するより将来のために貯金をした方がいいからです。
本ブログでは自家用車の要否を迷っている方へ、都心で車のある生活を送っている私からアドバイスをさせていただきます。
前提:我が家の車の使用頻度
我が家は都心に住んでいるということもあり、大抵の移動は公共交通機関で済ませています。
自転車すら買い物にたまに使用する程度の使用頻度で、出産前に車を使用するタイミングは主にゴルフ(練習・本番)に行くのみでした。
この話の前提として、「今の生活に車を必要としていない」ということが重要でしたので、我が家の移動事情を簡単にご説明しました。
子供が生まれても、都心ではファミリーカーが不要な理由
ではここから、私が都心で自家用車が不要と考える理由を5点説明します。
あくまで我が家の場合のみかもしれませんが、参考にはなると思います。
1.お金がかかるから
自家用車を持つには、本体購入代以外にも多くの維持費がかかります。
車の種類にもよりますが、一般的なファミリーカーだと月に3~5万円ほどの維持費(税金・保険料・燃料費・メンテナンス費)がかかるそうです。
ここに車両台(ローン含む)や駐車場代(23区だと2~5万円/月)も追加すると、軽く10万円/月は超えてしまいます。
これなら、車が必要な時にはタクシーまたはレンタカー/カーシェアを利用した方が、便利で安上がりです。
子供や自分の将来には多くのお金がかかります。
自家用車よりも使い勝手がいいタクシーやレンタカー/カーシェアを利用して、浮いたお金を貯金や資産形成した方が断然いいと思います!
個人的には経済面が最大の理由なので、有り余るお金を持つ家庭の場合は車を購入してもいいと思います。
でも日常使いしない場合はやっぱり車は不用品なので、家族も乗れるような「趣味の車」を購入する方が満足感が上がると思います。
2.公共交通機関と自転車でどこにでも行けるから
都心に住んでいれば、電車・バスと自転車で日常生活に必要なたいていの場所へ行けます。
なんなら、車を利用するより早くスムーズに行けますし、出先での駐車場を心配する必要もありません。
移動手段として優れたものがすでにあると自家用車を所持していても日常使いしないので、不要という結論になります。
個人的には、車を購入するくらいなら電動自転車を購入した方が安くて便利(コスパが高い)だと思います。
※自転車の子供用座席には、1歳以上の子供しか乗せられません。
3.チャイルドシートを用意することが面倒だから
法律にて、6歳未満の幼児にはチャイルドシートの使用が義務づけられています。
また、身長が140cm(シートベルトが使える体格)に達するまでは、安全のためチャイルドシートの使用が推奨されています。
購入するチャイルドシートにもよりますが、成長に合わせて1~2回は買い替える必要がありますし、兄弟の数・年齢によってはおさがりが使えず同じ規格のものを複数購入する必要もあるかもしれません。
さらにチャイルドシートは大きいので、手放すときにも手間やコストがかかります。
一方、車を所持しなければチャイルドシートについても考えなくていい(必要時のみレンタルすればいい)ので、圧倒的に楽です。
4.駐車場が近場で取れない可能性があるから
車を購入する前に必ず調べてほしいことが、家の近くに空き駐車場があるかの確認です。
都心に行くほど駐車場の用意が少ないため、我が家は
- 引っ越しの際に、新しい駐車場が契約できるまで時間がかかった
- 駐車場が取れても、駐車場まで徒歩10分程度かかる
- 高額な駐車場代を払わなくてはいけない(駐車場が便利じゃない故、心理的にストレス)
など駐車場問題に悩まされています。
駐車場が遠いと車を使用する頻度もますます下がるので、結局車を使わない生活(=車が不要)になります。
5.たまにしか乗らない車は、赤ちゃんがギャン泣きするから
「車の振動が心地よいのか、ドライブすると赤ちゃんは寝る」
車に乗り慣れていない我が子に限っては嘘でした。というか、むしろギャン泣きです。
おそらく我が子はチャイルドシートに拘束されていることが嫌らしく、30分以上ギャン泣きしてました。(我が子がこのレベルで泣くのは本当にめずらしい)
母があの手この手でなだめても意味がなく、最終的に泣き疲れて寝た時には親もぐったりでした…。
このレベルではないにせよ毎回車を嫌がるので、我が家の車利用が遠のく原因になっています。
少なくとも寝かしつけに車を使う場合には、赤ちゃんを車に乗り慣らせてあげることが必要だと感じました。
都心で車を持つメリット
今まで不要な理由(都心で車を持つデメリット)を挙げてきましたが、逆にメリットも考えてみました。
1.移動中に他人へ気遣う必要がない
車の中はプライベート空間です。
移動中に子供が大声を出したり、おもちゃを振り回したり(投げたり)しても、全く問題ありません。
親としても、音楽をかけたり、お菓子を与えたりと、公共交通機関を使う場合よりも子供をあやすためのレパートリーが増やせることはメリットです。
ただ、車の運転中はシートベルトやチャイルドシートを外せないので、結局できることには限りがあります。
また、運転席と助手席からは子供のお世話ができないので、チャイルドシートを利用する子供が2人いる場合は、一般的な5人掛けシートの車の場合はお世話ができないことは、留意しておきましょう。
2.大きい買い物や、大量の荷物の運搬に便利
子供がいると、成長に合わせてどうしても大物グッズの買い物が必要になる機会が多いです。
そんな時車があると、少し遠めの大型専門店に気軽に買い物に行けますし、購入した商品の運搬ができることがメリットです。
また旅行に行く際も、荷物を手で持たなくていい点が楽でした。
(大量のベビーグッズ+宿泊用荷物+ベビーカー+子供を抱っこしながらの移動は、しんどい…)
ただ、通販で購入したり、宅配サービスをうまく活用したりすれば、車がなくても買い物や旅行に対応可能かと思います。
まとめ
以上が、実際に自家用車を持っている私が考える、都心住みなら家族ができても車が不要な理由5選でした。
今の生活が車がなしで回っているのであれば、赤ちゃんが生まれることを理由にファミリーカーを購入する必要はないと思いますし、購入してもあまり使用しないと思います。
実際、悲しいことに車を持っていてよかったと感じるメリットも少ないです。
そしてもし車が必要になったら、そのタイミングで購入することで十分です。
このブログが、車の要否を悩む方の判断材料にになれば幸いです。
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