授乳ブラ（マタニティブラ）は、胸を出す方法によって様々な形（分類）があります。
特に初めての妊娠だと、産後自分がどの形の授乳ブラが使いやすいか、判断がつきにくいですよね。
そこで、様々な種類の授乳ブラを実際に使用した私が、各ブラジャーを使いやすかった順に紹介し、その特徴や評価をレビュー形式にてご紹介します。
【この記事がおすすめな方】
☑産前のマタニティブラを探している方
☑産後の授乳ブラの購入を検討中の方
☑今の授乳ブラに不満がある方
※このサイトはアフィリエイトプログラムを利用しています。
1位：ストラップオープン型
ブラジャーの特徴
ストラップオープン型は、ブラ上部についているホックを外すしてカップが前に開くことで授乳可能になります。
留め具がホックなので、片手ワンタッチでカップを開け閉めできます。
評価
着用感は普通のノンワイヤーブラジャーに近く、いい意味で授乳ブラを付けている感覚はありません。
室内使用はもちろん、カップがしっかりした商品やパットが入っている商品なら、外出用にも問題なく使えるオールラウンダーです。
使用期間も妊娠中～授乳期まで幅広く使用できました。
授乳の時はどうしても手がふさがりがちなので、ワンタッチでカップを開閉できることが便利です。
胸をしっかり出して授乳ができるので、授乳に慣れていないタイミングや外出時に授乳ポジションや洋服などに制限があるときにも対応がしやすかったです。
授乳パットの使用も問題なく可能です。
また、カップが下にめくれる形で開くので、授乳中にカップが赤ちゃんの邪魔にならない点もよかったです。
唯一のデメリットは、授乳中に赤ちゃんがひも部分を引っ張って遊ぶことですかね…
| 着用可能時期 | 妊娠中~授乳中 |
| 着用場所 | 室内・屋外 |
| 締め付け感・窮屈さのなさ | 普通~ややリラックス |
| ホールド力 | ノンワイヤーブラと同様 |
| 授乳のしやすさ（5段階評価） | ★★★★☆ |
2位：クロスオープン型
ブラジャーの特徴
クロスオープン型は、カップ部分の布を物理的に下にずらすだけで授乳可能になります。
評価
クロスオープン型の最大のメリットは、胸を出す際にホックを外したり止めたりする手間がなく、一番手軽に授乳ができる点です。
締め付け感もないのでリラックスできるので、在宅時には重宝します。
ただ、下にずらしやすいようにカップが布で弱いため、ホールド感がなかったり、乳首が浮かび上がってしまったりと、外出には使いにくかったです。
カップ部分を下にずらす動きは、授乳パットとの相性も悪かったです（つけ外しが難しい、カップを動かすときに取れたりずれたりする）。
また、カップが布ぺらのみの（立体的になっていない）商品は、乳首部分の保護作用がなくて、乳首に傷があるときの着用は痛くて無理でした。
| 着用可能時期 | 妊娠中~授乳中（乳首に傷があるときは除く） |
| 着用場所 | 室内のみ |
| 締め付け感・窮屈さのなさ | リラックス |
| ホールド力 | 弱い |
| 授乳のしやすさ（5段階評価） | ★★★★★ |
3位：ウインドウオープン型
ブラジャーの特徴
ウインドウオープン型は、ブラ中央部についているボタンを外してカップが横に開くことで授乳可能になります。
絵で示した通り、カップを開けた時に枠だけ残ることで、ブラの装着感を保ったままカップを横にめくることができます。
カップを開けるときは片手でボタンを外せますが、閉めるときは慣れるまで両手が必要です（私が不器用なだけ？）。
評価
ウインドウオープン型の一番のメリットは、ホールド力です。
カップを開閉したときに残る枠部分があるからか、普通のブラジャーに近い着用感があり、安心して外出ができます。
ただ胸が張るタイミング（妊娠期や授乳トラブルがある時）では、ウインドウの枠部分の締め付けが気になりました。痛かったり、胸にウインドウ型の跡ができていたりしました笑
使用期間の長さが他のブラより短かった点がデメリットですね。
カップを開けた時に出る領域だけで十分授乳ができますし、横にめくったカップを脇や洋服でうまく挟めばカップが授乳に邪魔になることはありません。
カップ開閉部分はボタンなので、ストラップオープン型よりは授乳後にカップを閉じるのに苦労しますが、慣れれば片手で対応可能です。
もちろん、授乳パットの使用も問題なく可能ですよ。
また、カップが下にめくれる形で開くので、授乳中にカップが赤ちゃんの邪魔にならない点もよかったです。
授乳が軌道に乗って胸が張らなくなってからの使用には大変おすすめです。
| 着用可能時期 | 授乳中（胸が張らない時のみ） |
| 着用場所 | （室内・）屋外 |
| 締め付け感・窮屈さのなさ | やや締め付け感あり |
| ホールド力 | ワイヤーブラを彷彿とさせるほど、しっかり |
| 授乳のしやすさ（5段階評価） | ★★★☆☆ |
4位：フロントオープン型
ブラジャーの特徴
フロントオープン型は、ブラ中央部のフロントボタンを外すと両胸がパカッと大きく開いて授乳可能になります。
横に開くという点ではウインドウオープン型と一緒なのですが、ボタンが増える点と、授乳後に必ず両手でブラを付け直さなくてはいけない点が、下位互換のように感じます。
評価
事前に申告すると、フロントオープン型は私には合わなかったので、評価は辛口です。
フロントオープン型のメリットは両胸が大きく出せることですが、私は両胸をいっぺんに出すことは恥ずかしさを感じてしまい、デメリットとなってしまいました。
我が子が授乳に比較的すぐ慣れた点と、私は幸いにも母乳の出がよかったので1回の授乳で何度も左右の胸を往復する必要がなかった点から、羞恥心の方が勝ったのだと思います。
授乳中にカップ（布）がだらーんと垂れていることも煩わしかったです。
そして、カップの開閉に必要なボタンが多く両手を必要とする点もめんどくさかったです。
ただ、背中にホックがあるタイプ（ブラトップ型）なら、ウインドウオープン型の類似品のような形で使えると思うので、評価が上がる可能性は高いです。
私自身が試していない中で申し訳ないですが、フロントオープン型の授乳ブラが気になっている方は、ブラトップ型を試してみてはいかがでしょうか？
| 着用可能時期 | 妊娠中~授乳中 |
| 着用場所 | 室内 |
| 締め付け感・窮屈さのなさ | リラックス |
| ホールド力 | 弱い |
| 授乳のしやすさ（5段階評価） | ★★★★☆ |
番外編：ユニクロのブラトップ
実は、ユニクロのブラトップを授乳ブラの代用にすることができます。
むしろ授乳に慣れてからなら、「授乳ブラ＋肌着」より「ユニクロブラトップ1枚」の方が以下の点で便利です。
- 授乳時に肌着を捲らなくていいので、腰が冷えにくい
- （ストラップオープン・ウインドウオープン・フロントオープン型に比べて、）ホックやボタンがないから、着用や授乳のためのカップの開閉が楽
- （クロスオープン型に比べて、）ホールド力がありおしゃれなので、外出にも使用可能
- コスパ最強
- 洗濯物が減る
まとめ ～個人的にはストラップオープン型がおすすめ～
様々な種類の授乳ブラを実際に使用した私が、各ブラジャーの形の紹介と評価をした結果、一番おすすめなものはストラップオープン型の授乳ブラでした！
ただ、この評価はあくまで私が購入した商品での使用感がもとになっています。
ぜひ皆様には、各型の特徴を理解していただき、ご自身にあった商品を購入していただけますと嬉しいです。
コメント